明治5年に小島九馬平(くまへい)によって創業され、当初より現在に至るまで、一貫して藍染織物を生産している埼玉県伝統工芸モデル工場発のブランドが「小島屋」です。 その昔、藍染織物はとても身近な素材でした。防虫効果や丈夫さ、着心地等のメリットから、特に農作業用の衣料に多く使われていたのが、藍染なのです。 「小島屋」のルーツはその農作業着。色合いの良さと機能性を兼ね備えた小島屋の藍染を、バッグやストール、エプロンなど、現代の暮らしにあった商品としてアレンジし、提案しております。
明治五年の創業以来、当社は一貫して「染」と「織」を中心としたものづくりを営み続けております。 近年、当社の事業は国の中小繊維製造事業者自立事業に採択され、新しい製品事業がスタートするとともに、小ロット染織や製品染にも対応可能な最新の染織設備を導入、伝統的な手法と最新設備を融合したものづくりが可能となりました。これも、お客様をはじめ関係各位のお力添えとともに、先達の活動が世のため人のためお役に立つことができたからであると思います。 「よりよいものをお客様に提供できているか?」「お客様の満足のいくサービスが提供できているか?」「自然環境・社会・伝統文化との共生はできているか?」「世のため人のためになっているか?」 これらを常に問い続け、答えを探し続け、行動し続けながら、今後も小島染織は進化を続けて参ります。